Bリーグ「佐賀バルーナーズ」の公式マスコットキャラクター「バルたん」をデザインしたアップサイクルタンブラー「森のタンブラー」が3月30日・31日、公式戦が行われた「SAGAアリーナ」(佐賀市日の出2)で販売された。(佐賀経済新聞)

 「佐賀バルーナーズ」の公式マスコットキャラクター「バルたん」をデザインした「森のタンブラー」

 森のタンブラーは、飲料メーカー「アサヒ」と「パナソニック」が2019年に共同開発したエコタンブラーで、原料の55%が間伐材や未活用資源などをアップサイクルしたもの。イベント会場などでの使い捨てカップの削減にもつなげる取り組みで、これまで、阪神タイガースや福岡ソフトバンクホークスと折れたバットを再活用するなど、各地との連携でさまざまな「森のタンブラー」を展開してきた。

 今回の「森のタンブラー」は、今年2月にアサヒグループジャパン(東京都墨田区)、佐賀県、鳥栖市の3者が締結した包括連携協定「アサヒ×佐賀 さいこう!プロジェクト」の第1弾として展開するもので、鳥栖市有林の間伐材を使いタンブラーを製造。佐賀県・鳥栖市・アサヒグループの3者のロゴマークと「バルたん」をデザイン。SAGAアリーナで同日に開催された京都ハンナリーズ戦に合わせて、タンブラー1000個を用意し、1個1,600円で販売。会場内の特設ブースではアサヒビール博多工場から直送した「できたてのビール」を「森のタンブラー」についだセットを2,200円で販売した。今回の3者の協定に基づき、タンブラーやビールの売り上げに応じて寄付。佐賀県と鳥栖市のスポーツ振興や環境保全活動に充てるいう。

 今年夏ごろをめどにJリーグ「サガン鳥栖」で、今年秋をめどにVリーグ「久光スプリングス」の公式戦でも「森のタンブラー」の販売を予定するほか、佐賀バルーナーズとコラボした「森のタンブラー」についでも今後の再販売を予定するという。