新型コロナウイルスが5類に移行して、初めて迎えた今年のゴールデンウイーク。県内を訪れた観光客は、39万人あまりと去年を大きく上回りました。

連休後半は天候にも恵まれ、屋外の施設を中心ににぎわいを見せたようです。

県によりますと、先月27日から今月6日までの10日間に県内を訪れた観光客の数は39万3480人で、最大9日間だった去年より11万人あまり増えました。

1日の平均も去年より約8000人多い3万9348人で、連休期間中に最も人出が多かった日は、5月4日の土曜日で、7万4189人でした。

施設別で最も多かったのは、東彼杵町の道の駅「彼杵の荘」4万6501人。

次いで、長崎市の「グラバー園」3万6695人。

九十九島パールシーリゾートが3万2256人となっています。

県は「去年より天候に恵まれ、屋外型の施設を中心ににぎわいをみせた」としていますが、依然としてコロナ禍前の2019年の水準には回復していないということです。

イベント別では、波佐見陶器まつりに去年より1万人多い約25万人。

NIB主催の「DEJIMA博」には、去年の1.5倍の16万9000人が訪れていて、「こどもでじまはく」や「3×3マジデジマGAMES2024」もあわせると、来場者は21万人でした。