ロシア軍は8日、ウクライナ各地のエネルギー施設や軍の飛行場などに、大規模な攻撃を仕掛けました。

ウクライナのクリメンコ内相によりますと、「ロシア軍は7つの地域のエネルギー施設や公共交通機関などを攻撃し、これまでに3人がケガをした」ということです。ウクライナのエネルギー省は、攻撃を受けたのは発電施設やガス関連施設などとしています。

また、ウクライナ空軍の司令官は、この攻撃について「ミサイルと無人機合わせて76機による攻撃があり、うち59機を破壊した」と発表しました。

一方、ロシア国営メディアは、「ロシア軍は、アメリカのF16戦闘機の受け入れ準備が進められていた軍用飛行場とエネルギー施設などに攻撃を開始した」と報じていて、官・民のインフラを狙った攻撃を強めています。