[ソウル 28日 ロイター] - 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は28日、ロシア対外情報局(SVR)の代表団が25─27日に平壌を訪れ、スパイ対策の協力強化について協議したと伝えた。

SVRのナルイシキン長官は北朝鮮のリ・チャンデ国家保衛相と会談し、朝鮮半島やロシアを巡る国際・地域情勢について情報を交換。

双方は「とめどなく拡大する敵対勢力のスパイ活動や計略」に対処するための協力強化策を話し合った。

SVRと国家保衛省は実務レベルの協議も行ったという。

一方、ベトナムを訪問中の金成男・朝鮮労働党国際部長率いる北朝鮮代表団は26日、チュオン・ティ・マイ書記局常務と会談した。KCNAによると、双方は協力強化と関係改善について話し合った。