(パ・リーグ、ロッテ−ソフトバンク、6回戦、25日、ゾゾマリン)国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」を患い、昨年10月に手術を受けたロッテ・岩下大輝投手(27)が1軍復帰を果たした。七回から3番手で登板し、1回無安打無失点に抑えた。

力強い投球だった。先頭の今宮を左飛、柳田には四球で歩かせたが、山川を遊ゴロ併殺に仕留めた。最速は153キロを計測。頼もしい右腕が帰ってきた。

昨季は27試合に登板したが、10月に「胸椎黄色靱帯骨化症」を患って手術を受けた。脊髄の後部にある黄色靱帯が骨化して神経を圧迫し、脚などにまひを引き起こす病気で、国の難病に指定されている。順調にリハビリをこなして復帰すると、今季のイースタン・リーグでは7試合に登板し、2勝0敗、防御率2・00だった。