ドジャースの大谷翔平投手(29)は1日(日本時間2日)のダイヤモンドバックス戦で、今季33試合目にして初めて欠場した。ロバーツ監督は理由について「ただの休みだ。今日と明日、休むことでリフレッシュできると思う」と説明。ビジター9連戦の最終日と移動日を合わせて〝連休取得〟となり、疲労回復による3日からのブレーブス戦で再び大暴れに期待がかかる。

 かねて大谷は、長距離移動を伴う長期遠征では主に睡眠時間の確保などコンディション面を気にかけてきた。昨年の東海岸遠征ではニューヨーク、ボストンを訪れても、世界的都市に目もくれず、外出を控える生活でコンディションを最優先させた。

 今回の欠場を巡っては、米有力メディアの「スポーツイラストレイテッド」が30日の同戦で本塁裏のネット部分にハチが大量発生した影響で試合が2時間ほど遅れたアクシデントを念頭に「この遅れにより試合は火曜日の夜遅くまで続き、大谷は次の試合を休むことになった」と見解を示した。日本でも大きな話題となったハチの大量発生。大幅遅延による休息減を懸念した判断だったと指摘した。