ボートレース蒲郡の「第53回竹島弁天杯」は4日、準優勝戦が行われ、9Rは1号艇・大須賀友(37=愛知)が逃げて1着、優出一番乗りを決めた。

 1M、4カドからコンマ01のトップスタートを放った本多宏和の強襲をブロック、2M先に回ってケリをつけた。「スタートは放りたいけど、放ったら終わりだと思った。気持ちで行った」とコンマ07のスタートに胸を張った。

 今節の相棒・38号機は「中間足を中心に良く、ターンの出口は抜群。準優が一番良かったし、この状態で行きたい」と完調。自信を持って優勝戦へ臨む。

 2月の当地GⅠ、第69回東海地区選手権の初日にフライング。「今節は休み明けというのもあって、足は良くてもメンタルが上向かなった。ただ、準優で本多選手にしびれるスタートを決められて、僕も熱くなれた」と闘争心がわいてきた。

「優勝して、地元のお客さんの前で表彰式がしたい」と気合も十分で、念願の当地初Vを狙っている。