【京都新聞杯】ウエストナウは若さを見せて2着 佐々木調教師「勝ってダービーに行きたかった」

ウエストナウは2着

京都新聞杯2024

[GⅡ京都新聞杯=2024年5月4日(土曜)3歳、京都競馬場・芝外2200メートル]

 キャリア2戦目での重賞挑戦だったウエストナウ(牡3・佐々木)は惜しくも1馬身差の2着に敗れた。前走で阪神芝外1800メートルの未勝利戦を1分45秒4と破格の時計で勝ったこともあり、単勝9・6倍の5番人気とそれなりの評価。程よいペースで逃げて、直線へ向いての手応えも良かったが、最後は粘り切れなかった。

 佐々木調教師は「最初のコーナーで物見をしたみたい。(調教)再審査になってしまったけど、2戦目でこれだけ走るんだから能力は確かだし、大したもの。でも、勝ってダービーに行きたかったね」と悔しがった。

 1周目の直線で何かに驚いた感じで、突然ヨレるロス。それがなければ際どい勝負だっただろう。レースラップを見てもラスト3ハロンが11秒2→11秒3→11秒3なら、自身も止まったわけではなく、勢いよくやって来た勝ち馬ジューンテイクの一瞬の脚に屈したという印象。2戦目でこれだけやれたことは、むしろ称賛に値する。GⅠ日本ダービー(5月26日=東京芝2400メートル)の出走は現状で厳しくなったが、また一頭、楽しみなキズナ産駒が現れた。

著者:東スポ競馬編集部

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