17日午後11時14分ごろ、豊後水道を震源とする地震が発生し、愛媛・高知で最大震度6弱を観測した。元気象庁長官の山本孝二氏は、「南海トラフ地震とは無関係の地震」との所感を述べた。

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 山本氏は、「南海トラフ地震の震源域の中だが、今回の規模から考えると直接的な関連があるとは考えにくい。地震活動の一環だと考えてよいのでは」とコメント。「2、3日間は同じような規模の地震が起きる可能性があるため、揺れに備えてほしい」と語った。

 また、今回揺れの大きかった地域に対しては、「皆さんお休みなっている時間帯。ガラスの破片などが散乱している可能性があるので、素足で歩かず履物を履いて過ごすことも大事。慌てずに落ち着いて行動を」と注意を促した。
(ABEMA NEWS)