17日午後11時14分ごろ、愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測した地震の発生を受け、林官房長官が18日に会見を開き「伊方原子力発電所をはじめ原子力施設については、現時点において異常があったとの報告を受けていない」と報告した。

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 林官房長官は18日午前0時5分頃から会見を開き、「人的・物的被害については確認中。伊方原子力発電所をはじめ原子力施設については、現時点において異常があったとの報告を受けていない」とコメント。

 政府としては地震発生後直ちに官邸危機管理センターに官邸対策室を設置し、「人命第一の方針のもと、被害状況把握と救命救助等の災害応急対策に総力を挙げて取り組んでいる」と述べた。

 さらに、「引き続き被害状況の把握を進め、自治体と緊密に連携を図りながら、警察、消防自衛隊、海上保安庁を中心に救命救助活動を最優先に災害応急対策に全力で取り組む」と強調。国民に対しては「引き続き震度6弱程度の地震の発生に注意いただくとともに、揺れの強かった地域にお住まいの皆様は、自治体の避難情報の他、テレビ、ラジオ、インターネットなどの情報にも注意しつつ行動いただくようお願いいたします」と呼び掛けた。
(ABEMA NEWS)