ゴールデンウィーク直前の夜の渋谷は路上で大宴会が繰り広げられるなど、大荒れとなった。

【映像】夜の渋谷で騒ぐ若者たち

「水は警察署に行ってから」(警察)

「今、水ほしい」(女性)

 「水がほしい」と警察官に泣いてすがる女性や、駐車場の敷地内に座り込んで大騒ぎする若者の姿。

 渋谷区のセンター街では午前1時を過ぎ、終電もないはずだが多くの人が路上でお酒を飲んでいたり、横断歩道にまで広がって立ちながらお酒を飲んでいる。

 コンビニ店の前には、車道にまではみ出す多くの外国人の姿が。近くには空き缶など、大量のごみが散乱している。コンビニ店の前に人が増え始め、その様子を外国人向けにSNS上で生配信していた男性に話を聞いてみると…。

「(警察に注意されたことは?)ないですね。車が来たらちゃんとどきます。夜になると車はなかなか通らない。(危ない目にあったことはない?)ひかれたことあります」(生配信する男性)

 危険な状況にもかかわらず、なおも増え続ける店の前で飲酒する人々。車が左折しようとするも、路上飲みをしている人たちがいてなかなか曲がることができない。

 さらに同じ頃、渋谷スクランブル交差点には、救急車が出動。「大丈夫ですか?起きれます?」という声かけにも頷くだけで歩道で寝てしまっている男性。通りかかった人の力を借りてなんとか起き上がるが、男性は再びその場で寝てしまった。

 その後、警察官が119番通報。男性は駆け付けた救急隊の問いかけに時折反応を示すが、起き上がることができず、救急車で搬送された。

 渋谷センター街のすぐ近くのバス停では、椅子に座っている男性が。少しうなだれているようにも見えるが、座りながら目をつむっているようだ。バスの最終も終わっており、男性は始発の時間を待つという。

「午前4時45分くらいには駅が開く。(こういうことよくあるんですか?)よくやる」(バス停で寝ていた男性、以下同)

 屋根もあり、雨風をしのげるバス停でよく始発を待つという男性。

「(目覚ましかけてるんですか?)適当に起きる。もう腹時計、雰囲気でわかる。(ご家族は心配されない?)大丈夫」

 ゴールデンウィークで羽を伸ばすのは大いに結構だが、お酒の飲みすぎには注意が必要だ。(『ABEMAヒルズ』より)