週刊文春でパパ活不倫とデリヘル常習が報じられることとなり、女性問題の記事が出る前に議員辞職を申し出た宮沢博行元衆院議員。この件について現役の「デリヘル嬢」や「パパ活嬢」はどう思っているのか、実際にその声を聞いた。

【映像】現役デリヘル嬢が明かす“政界の客事情”

 現役デリヘル嬢のまりてんさんは「まず立場的に仕方ないのかなとは思う。選挙で勝ち上がって、いまの職業に就かれているわけですから『軽率だったね』みたいな感じはすごくある」と指摘した。しかし「ただすごく気になってしまうのが、風俗っていうのは一応合法であって、かつ不倫とか浮気とか不貞行為みたいなものって咎めらえる可能性のあるものではあるけれども、それは家庭での問題だと思う。現場で働いていたりもすると、奥様いらっしゃっても『風俗ならいいよ』って通われている方もいる。お立場的に良くないとは思うが、一般的に風俗通い自体が悪いとされることに関しては、ちょっと違うと思っている」と、風俗イコール悪となる風潮には疑問を投げかけた。

 実際どのような客が店に訪れるのかを尋ねると、まりてんさんは「社会的地位の高い方が通われるっていうところは全然ある」「明確なこと言えないですけど、もちろん政治に関わっている方もいる」と、言葉を濁しながらも回答した。

 パパ活歴6年の女性は「パパとしてあるべき姿だと思います。良いパパ」と評価しつつも「私の中では(週刊誌に)リークするってことは何か被害を被ったから報復じゃないですけど、代わりにこっちもという。それは仕方ないかな」と、報道はなにか女性側が不利益を受けたことによる結果ではないかと推察。

 「パパ活をする男性はどのような人物が多いのか」という質問には「友だちがいない人のほうが多い。仕事はちゃんとしているけど、趣味の友だちがいない。中学生とか高校生のときに恋愛してこなかった人。(青春を)取り戻したいじゃないですけど」と、傾向について語った。

(『ABEMA的ニュースショー』より)