【プレミアリーグ】ルートン・タウン 1−5 ブレントフォード(日本時間4月20日/プレゼロ・アレーナ)

 思わず目を覆いたくなるような失点シーンだった。日本代表DFの橋岡大樹が所属するルートン・タウンが、ブレントフォード戦で守備崩壊で5失点。中でも5失点目は、橋岡も関与する失点となった。

【映像】橋岡大樹はどう動くべきだった? 失点関与の一部始終

 4試合ぶりにスタメン落ちとなった橋岡は、0−4で迎えた71分にアルベール・サンビ・ロコンガと交代で右SBに入った。迎えた86分、痛恨の失点シーンを迎える。

 ルートン・タウンは押し込まれた状態から右サイドをFWブライアン・エンベウモに崩される。すると、後方から走り込んできたMFヴィタリー・ヤネルトを捕まえられずポケットへの侵入を許し、そこからマイナスの折り返しをFWケヴィン・シャーデに蹴り込まれた。

 ヤネルトに許した裏への抜け出しをカバーしようとしたのは橋岡だった。確かに一歩目の反応が遅れたことで、寄せ切ることはできなかった。ただ、エンベウモに対してのゲイブリエル・オショとテデン・メンジの対応が甘かった点も見逃せない。2人でエンベウモに対応しながらも間合いを詰めきれず、ヤネルトへの決定的なパスを許している。

 SNS上のファンも、「詰め方とポジショニングが悪すぎる」「毎度毎度失点に絡んで」「今の橋岡さんのせいにされるのはちゃうっすなぁ」「なんでCB2人でエンベウモに寄っていくねん」「橋岡はハズレくじ引いちゃったなぁ」「橋岡が逆サイドまで戻ってディフェンスしたけどGKとやや被り気味で空けた逆サイドからやられた」など、意見が分かれた。

 今年1月にルートン・タウンに加入した橋岡だが、ここまでプレミアリーグ8試合出場でオウンゴールが2つあるうえ、相手と対峙するシーンで何度か失点関与。なかなか結果を残せずにいる。

 これでルートン・タウンは2試合で10失点。2連敗となり、順位も降格圏内の18位のままだ。残留圏内17位のノッティンガム・フォレストとは1ポイント差だけに、残り4試合は要注目だ。

(ABEMA/プレミアリーグ)

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