【チャンピオンズリーグ】ドルトムント 1−0 パリSG(日本時間5月2日/ジグナル・イドゥナ・パルク)

 たとえシュートコースを消されても、この男は一瞬のわずかな隙を逃さなかった。パリSGのFWキリアン・エンバペがドルトムント戦で、ボックス左の得意な位置からポスト直撃のインスイングシュートでゴールに迫った。これにはファンも「このコースえぐいな」「エンバペだけレベルが違う」とその技術に脱帽した。

【映像】エンバペ、“ありえない隙間”から技ありシュートを放った瞬間

 注目のシーンはパリSGが0−1と追いかける展開で迎えた51分だった。ボックス手前中央でボールを受けたDFアクラフ・ハキミが、ボックス左角付近に位置するエンバペにパスを送る。これを受けたフランス代表FWは、相手MFマルセル・ザビッツァーにシュートコースを消されながらも探るようにゆっくりとドリブルを仕掛けると、一瞬の隙を突いてゴール右隅を狙ったインスイングシュートを放った。

 これは惜しくもポストに直撃したが、跳ね返りをすぐに拾うと再びシュート。これも相手にブロックされたが、さらにこぼれ球を拾ったハキミが放ったシュートもポストに直撃した。

 このプレーに視聴者は、「エンバペだけレベル違う」「このコースえぐいな」「ポスト当たりすぎw」「エンバペは狭いスペースでも色んなことができるね」「今のエンバペのシュート上手かったなぁ」「さすが」「それポストに持っていくのエンバペ違法すぎて草」「わずかなコースを突いてくるエンバペこわっ」「コースあった?」など技術の高さに騒然とした。

 エンバペは持ち前のシュート技術の高さを見せつつも、この試合では自慢の快速ドリブルを発揮することはできず、パリSGは0−1で敗戦。決勝進出を目指し、日本時間5月8日のセカンドレグに臨む。

(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)

【映像】エンバペ、“ありえない隙間”から技ありシュートを放った瞬間