【WWE】RAW(4月29日・日本時間30日/カンザスシティ)

 凶器を装着したパンチを得意とする“迷惑系Youtuber”が、スーパーボウルMVPの名誉の象徴「チャンピオンリング」を装着してのブラスナックルパンチを炸裂。マナー違反を軽々と超える行動にファンからも「おいおいそんな有り難いもので…」「なんてことをするんだ!」と批判が相次いだ。

【映像】“迷惑系Youtuber”、顔面ナックルの凶行

 迷惑系Youtuberレスラーと、スーパーボウルMVPのクオーターバックの“あってはならないコラボレーション”が実現。得意技ブラスナックル(メリケンサック)パンチを公言するローガン・ポールがNFL栄光のチャンピオンリングを装着し、対戦相手をぶん殴る凶行。ファンが騒然となった。

 この日の「RAW」はカンザスシティでの開催を受け、地元のNFLチームで、今年のスーパーボウル覇者「カンザスシティ・チーフス」のメンバーがリングサイドで存在感を示していたが、WWEドラフトのプレゼンターとして登場したローガンは、大ブーイングを受けながら「俺がカンザスシティに来たのはパトリック・マホームズを祝福するためだ」と、MVPを獲得したマホームズの名を挙げアピール。

 その後、新たなターゲットとなったジェイ・ウーソとフェイス・トゥ・フェイスで舌戦を展開、さらには悪の軍団“ジャッジメント・デイ”のJDマクドナとフィン・ベイラーを呼び込み、3対1でジェイへの制裁と、悪が悪を呼ぶ展開に。

 ローガンはリングサイドのマホームズに何やら親密そうに歩み寄ると、ダイヤがあしらわれたNFLのチャンピオンリングを3つ受け取り、その手に装着してリングに復帰。
 
 ファンが「おいおいそんな有り難いものを」「なんてことを!」「最強を超えた最強凶器じゃないか」と唖然とするなか、フルスイングでジェイの顔面に拳を振るうが、間一髪でかわされ味方のJDの顔面へ誤爆。

 ボクサーとしても何度もリングに上がっているローガン。ブラスナックルを装着した渾身の一撃は仲間への誤爆となってしまった。

 その後も顔面を押さえながら悶絶するJDのあまりにも可哀想な状況に「マクドナ不憫w」「ご愁傷さま」「こんなのばっかりだな…」と同情コメントが相次いだ。(ABEMA/WWE『RAW』)