【明治安田J1リーグ】名古屋グランパス 0−2 ヴィッセル神戸 (5月3日/豊田スタジアム)                              

【映像】山口蛍、クリアボールにきっちり合わせた豪快ダイレクト弾

 ヴィッセル神戸MF山口蛍が決めたゴラッソが、日本サッカーファンを歓喜の渦に巻き込んだ8年前を想起させた。フリーキックからのクリアボールに対して、ボックス手前からダイレクトで左足を一閃。2016年のロシアワールドカップ最終予選イラク戦で後半アディショナルタイムに山口が決めた劇的決勝弾を彷彿とさせるゴラッソが決まり、SNS上のファンは大興奮の様子だった。

 話題となったゴールは40分に起こった。神戸が右サイドからのフリーキックを獲得すると、クロスに対して武藤嘉紀がヘディングで合わせる。しかし、これはGKミッチェル・ランゲラックに防がれてクリアされた。

 クリアボールに対していち早く反応していたのが山口。ボックス手前からダイレクトで左足を振り抜いてネットを揺らしてみせた。

 このゴールの形にある話題が沸騰。2016年10月7日に行われたロシア・ワールドカップ アジア最終予選の第3戦 イラク戦で1-1の状況から後半アディショナルタイムに決めた山口の劇的決勝弾と瓜二つだとの声がネット上で続出した。

 その日、5万7768人が集まった埼玉スタジアム2002の大観衆が地鳴りのような大歓声をあげたゴラッソは、左サイドで得たFKを相手がクリア。こぼれ球を同じような位置から山口が右足を振り抜いていた。「イラク戦のアディショナルタイムを思い出しますね〜」「イラク戦のゴラッソやん!!!!」「イラク戦の山口蛍フラッシュバックした」とネット上は大興奮していた。

 試合はその後、大迫勇也のゴールで追加点を奪った神戸が2試合ぶりの勝利を収めている。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)