【MLB】パドレス0−5ドジャース(5月11日・日本時間12日/サンディエゴ)

どうやって打てばいい?このボール!ドジャースの大谷翔平が「2番・DH」で先発出場したこの試合。パドレス先発投手のナックルを思わず“ガン見”。現代の魔球に対応しようと苦慮する大谷に、ファンも注目した。

【映像】縫い目くっきり!“魔球”ナックル

1回表、1死走者無しで打席に入った大谷。マウンドには4月13日に3打席対戦し、無安打2四球とまだ打ち崩せていないウォルドロン。初球は外角へ沈むナックルボールがボールに。76マイル(時速122キロ)とスピードは遅いが、少ない回転で揺れながら落ちるボールに、大谷は思わず腰を落として凝視した。ファンからは「魔球じゃん」「おー無回転だ」「エグい」「あれは打てんわ」「ハエが止まりそう」と様々な反響が。

解説の杉谷拳士氏は「打席でどう見えているんですかね、このナックルボール」と興味津々。また同じく解説の糸井嘉男氏も「揺れてる…」とこの魔球の変化に驚きの声を上げた。またカウント1-2からのナックルも外角に大きく外れ、受けるベテラン捕手・ヒガシオカが膝を付くほどの動きだった。

なおこの打席、結果はカウント2-2からのフォーシームを打ってレフトフライ。魔球と速球でピッチングを組み立てる好投手に、大谷はここでもヒットを打つことはできなかった。大谷も思わず“ガン見”するほどすごい、現代の魔球が見せた劇的変化。滅多に見ることができないレアな投球に、ファンも大いに注目したシーンだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)