物価や光熱費の高騰、それでも賃金は上がらない現状などによって、以前より生活が苦しく感じる人も多いのではないでしょうか。

All About ニュース編集部が2月28日〜3月7日に行った「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。

■専業主婦・夫の年収600万円「私も来年から働かないと」
今回は、東京都墨田区に住む、33歳女性の世帯の生活実態です。

子どもが3人の5人家族、夫の年収の600万円で家計をやりくりしているとのこと。生活について、「今は育児が忙しく夫しか働けておらず、物価高や子供にかかる費用も増えているので月によっては赤字の時もあります。このままでは貯金ができないので、私も来年から働かないとと思っています」と話します。

■家賃や食費、光熱費など、リアルな収支状況とやりくりのポイントは?
家賃や食費、光熱費など、主な1カ月の出費内訳は以下です。

■東京都墨田区、33歳女性世帯の場合
年収:夫600万円
家賃:なし(管理費月2万円)
間取り:3LDK
食費:6万円
交際費:1万円
電気代:冬季1万円、夏季1万5000円
ガス代:冬季1万円、夏季3000円
水道代(2カ月での請求額):1万5000円
通信費:1万円
車:なし
その他:子どもの幼稚園や習い事の費用3万円
貯蓄に回す金額:ほとんど回せていない

今後については、「来年からは自宅保育でも働ける在宅の仕事を探して、夫婦で収入が得られればと考えています。貯蓄を少しずつして、将来は家を買いたいです」とコメント。

生活のやりくりのポイントや節約術を聞くと、「飲み物はなるべく買わずに水筒を持って出かけたり、エアコンや床暖房は子供が寝た後はあまり使わないようにしています」と教えてくれました。


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