「衣食住」をテーマにした、少人数での体験型展示。

千葉県誕生150周年を記念し、長生郡白子町では、暮らしや生き方そのものをアートと捉え建築や展示、ワークショップなどが体験できる 「白子藝術祭」が4月29日まで開催されている。クリエイターとして参加するのは、建築家・隈研吾さん、〈CFCL〉ファッションデザイナーの高橋悠介さん、ライフスタイリストの大田由香梨さん。会場となるのは、大田さん、隈さんによるプロジェクトで修繕設計された築190年の日本家屋「シラコノイエ」 。衣食住の視点から、シラコノイエの建築ツアー、〈CFCL〉による展示 「SILHOUETTE in Shirako」やカプセルコレクション「Shadows」の発表、さらに、シラコノイエで生活を営む大田さんによる、白子町の旬の食を体験できるワークショップがおこなわれる。白子名産の玉ネギや九十九里浜のハマグリを使った料理、シラコノイエの庭で育ったタケノコ、木花や山椒などを彩りに添えた豊かな食、草木のお茶。参加者全員で庭の木々を薪にして火をつけるところから始まり、かまどでご飯を炊き、味わうことができるという。
シラコノイエに身を置きながら、暮らしや生き方に思いを馳せる貴重な体験を楽しんでみては。

本展示の図録のデザインを手がけるのは、グラフィックデザイナーの長嶋りかこさん。
本展示の図録のデザインを手がけるのは、グラフィックデザイナーの長嶋りかこさん。

Event Information白子藝術祭

会期:4月27〜29日
時間:第一部 9:00-11:30 / 第二部 12:00-14:30 / 第三部 15:00-17:30
チケット: 一般(衣食住の展示ツアー・食事付き) ¥8,000 、図録付き(一般 + 図録)¥10,800
図録:¥3,800 *予約販売、4/27より順次配送
問い合わせ:https://shirako.art

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