ドジャースタジアムに登場したのは

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地開幕のカージナルス戦に「2番・DH」でスタメン出場。3打数2安打1四球、1三振。マルチ安打で7-1の勝利に貢献した。大いに盛り上がったこの日、ドジャースタジアムには日本グルメが登場。米記者が紹介すると、米ファンからは「とんでもない値段ではないな」「マジかよ……」などと驚きの声を上げていた。

 大谷が2安打を放ち、スタンディングオベーションも浴びたこの日。米スポーツメディア「スポーティング・トリビューン」のCEOアラシュ・マルカジ氏は、ドジャースタジアムに新設された売店をXで紹介した。

 店名は「美味しい DH おもてなし」。店頭の看板が何とも異彩を放っているが、両側の英語から推察すると、DHは「DELICIOUS」「HOSPITALITY」の頭文字をとったようだ。同記者はメニューも紹介しており、ホームランプレート:34.99ドル(約5300円)、寿司盛り合わせボックス:29.99ドル(約4500円)、ラージ寿司盛り合わせボックス:32.99ドル(約5000円)、チキンカツサンド:14.99ドル(約2300円)など、日本食も楽しめるようだ。

 味噌ジンジャーチョップサラダ:9.99ドル(約1500円)、SOTO純米黒ラベル:9.99ドル(約1500円)、わさび海老チップス:7.99ドル(約1200円)なども並び、米ファンからは「とんでもない値段ではないな」「4ドルのドジャードッグを食べていたのを覚えているよ…」「サケ買ったけど超おいしかった!」「寿司ボックスはギャンブルだな」「マジかよ…」「球場の寿司はちょっと恐ろしい」などと様々なコメントが集まっていた。

 他にも全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者が開幕前に「築地銀だこ」が開店していたことをXで紹介しており、13.99ドル(約2100円)と日本よりお高い逸品になっていたが、マルカジ氏のXによると本拠地開幕戦では「最も忙しい売店の1つ」になっていたという。

(THE ANSWER編集部)