【MLB】ブルージェイズ−ドジャース(4月27日・日本時間28日/トロント)

 ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、2回の第2打席にライト前へのタイムリーヒットを放った。打球速度は119.2マイル(約191.8キロ)を計測。自己最速打球となり、今季メジャー最速で球団記録も更新した。

【映像】大谷、自己最速192キロの超速ヒット

 大谷は花巻東の先輩であるブルージェイズ先発の菊池雄星投手と対戦。1回の第1打席も痛烈なセカンドへのゴロを放つと、2回の第2打席は2死一、三塁のチャンスで登場。カウント2-2から、菊池が投じた98.2マイル(約158キロ)のストレートを思い切り振り抜くと、打球速度は119.2マイル(約191.8キロ)を計測。これまでの自己記録は119.1マイル(191.7キロ)で、0.1マイル更新することとなった。日米のファンも注目した花巻東OB同士の力と力の真っ向勝負が、とてつもない打球速度を生むことになった。

 これまでの自己最速は2022年4月11日(日本時間11日)のアストロズ戦で3回放った二塁打。なお、韓国で行われた今季の開幕戦、3月20日のパドレス戦では、ダルビッシュ有と対戦した第2打席で、ファウルながら119.2マイルの特大ファウルを放っていた。あまりの打球の速さに敵地のファンも騒然。日本のファンからも「エグい」「打球速度が異次元」といった声が飛び交った。