F1日本GP

 自動車レースのF1日本グランプリ(GP)は7日、三重・鈴鹿サーキットで決勝が行われ、予選10番手だった角田裕毅(RB)は10位入賞を果たした。日本GPでの日本人ドライバーの入賞は、2012年の小林可夢偉(3位)以来12年ぶりという快挙。今年から春開催となったレースには多くのファンが詰めかけて盛り上げたが、日本のアイドルのライブをほうふつとさせる応援スタイルも見られた。メルセデス公式SNSが紹介すると、海外ファンから「信じられないほどクリエイティブ」「最高の工作の技術を持っている」といった反響が寄せられている。

 F1サーキットらしからぬ光景が広がっていた。カラフルな台紙にウィリアムズのドライバー、ルイス・ハミルトンやジョージ・ラッセルの顔写真を象った応援ボードを掲げる日本人女性ファンの姿。、ユニオンジャックにハミルトンの有名な無線コール「ハンマータイム」を記したフラッグや応援うちわを掲げる日本人ファンもおり、メルセデスの応援を盛り上げた。

 メルセデス公式X(旧ツイッター)は「日本GPのファンのような人は他にいない」とつづって写真を公開。海外ファンからは「確かに。信じられないほどクリエイティブだ」「衣装、横断幕、帽子などのスタンドのショットは本当に素敵だった」といった注目の声が寄せられている。

 また同公式インスタグラムにも「日本GPのファンは無敵」とつづり、こちらにも写真を公開。熱心の海外ファンからは「日本は何でも上手くやるね」「素晴らしいアートワーク。レッツゴー・ハンマータイム」「日本のファンは最高の工作の技術を持っている」「帽子、レプリカスーツ、ヘルメットなど、F1のグッズを持ち、身に着けている国は世界でも他にないかもしれない」といった称賛の声が集まっている。

鈴鹿サーキットに集まった日本のファンたち(画像はメルセデス公式インスタグラムより)

 日本GPのメルセデス勢はラッセルが7位、ハミルトンが9位入賞を果たしている。

(THE ANSWER編集部)