ドジャースの大谷翔平投手(29)は29日(日本時間30日)に敵地アリゾナ州フェニックスでのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場し、4打数2安打1打点1四球と活躍。8―4で勝利したチームに貢献した。

 この試合では〝珍快挙〟が誕生。10安打と爆発したドジャース打線だが、延べ44人が打席が立ち、1試合を通して三振を喫した打者は「0」。これが実に球団18年ぶりとなる無三振試合を記録した。

 全米野球記者協会員に所属するエリック・スティーブン記者は自身のX(旧ツイッター)で「ドジャースの打者が1試合で三振をしなかったのは2006年8月28日が最後の試合だ」として投稿した。米全国紙「USA TODAY」のボブ・ナイチンゲール記者もXで「ドジャースは今日の試合で1個も三振をしていない。四球は8個マークした」と伝えた。

 試合後、ロバーツ監督は「上位から下位まで素晴らしい打撃をしてくれた」と一度も三振を喫しなかった打線に最敬礼した。

 これには日米の野球ファンも反応。SNS上で「マジか! これはクールだ!」「アメージング!」「地味にすごくね」「これは称賛すべき記録」などの声が出ている。