敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で出場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発。9回の打席で時速118.7マイル(約191.02キロ)、飛距離450フィート(約137メートル)の“爆速”今季6号ソロを放った。あまりの衝撃に米実況席は時間が経っても爆笑。冷静になってからドジャースのデーブ・ロバーツ監督に対し「気を付けて」と促すシーンがあった。

 ドジャースが3-1とリードして迎えた大谷の9回の第5打席に生まれた衝撃弾。右腕マット・バーンズのスプリットをとらえ、右翼2階席まで運んだ。バットに当たってから4秒ほどでスタンドに着弾した一発。右翼手のロサリオはその場で立ち尽くし、内野手4人もまったく動かないほどの衝撃アーチだった。

 カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では、まだどよめきが残る中で迎えた3番フリーマンの打席で大谷の本塁打のリプレーが流れると、解説を務めるエリック・キャロス氏は「ハッハッ」「ナッツパークへようこそ」と30秒以上経過しても笑いが止まらない様子だった。

 その後、フリーマンが右飛に倒れると画面上には日本生まれのドジャース選手のホームラン数のスタッツが表示されると、キャロス氏は「ドク(ロバーツ監督の愛称)、気を付けて!」とロバーツ監督に呼びかけ。沖縄生まれのロバーツ監督が持つ同記録は7本とあって、あと1本に迫ってきたことを指摘していた。

(THE ANSWER編集部)