蜂駆除員がカード化

 大谷翔平投手が所属する米大リーグ・ドジャースは4月30日(日本時間5月1日)、敵地ダイヤモンドバックス戦で延長の末に3-4でサヨナラ負けした。試合前に球場内に蜂が大量発生する珍事が発生。救世主となった蜂の駆除業者は大歓声を浴び、始球式まで行った。米国の老舗カード会社「トップス」は早くも駆除員をカード化。米ファンから「信じられない」「本当にやりやがった」と仰天の声が上がっている。

 素早い対応だ。防蜂服に身を包み、始球式のボールを持って誇らしげに両手を広げた男性。試合前に大量発生した蜂を駆除した「ブルー・スカイ・ペスト・コントロール」のフェニックス店で支店長を務めるマット・ヒルトン氏の雄姿が写っている。蜂蜜色のフレーム部分には蜂の巣を想起させる六角形の模様が並び、カードには日付とヒルトン氏の直筆とみられるサインも添えられた。

 トップス社のXは「速報:私たちはマット・ヒルトン(昨夜の試合での蜂スペシャリスト)と契約し、彼の史上最高のパフォーマンスからサイン入りカードを作成します」と画像を公開。米ファンからは驚きの声が寄せられている。

「彼にとって最強にクールなことだ」
「これは信じられない」
「これはマジでイケてる」
「笑笑笑笑笑」
「なんてこった、彼らは本当にやりやがった」
「素晴らしいアイディアだ」
「昨夜はクレイジーな試合だったが、最高なのはビー・ガイ!」
「ああ、一番乗りで買うさ」
「やったあああああ」

 大谷がドジャースに1014億円移籍を果たした際にも、漢字入りの特別記念カードを作成して話題になったトップス社。ちなみにカードの裏面は、本塁裏のネット部分に集まった蜂の写真となる模様だ。日本にはなかなかない米国らしい対応だった。

(THE ANSWER編集部)