日本のトップ格闘家が監督になり、次代の格闘技界を担う若手選手を推薦し、トーナメントで競わせるABEMAオリジナル番組「格闘代理戦争−THE MAX−」が、いよいよ今日17日に決勝(午後7時からABEMA格闘チャンネルで生中継)を迎える。

16日には都内で前日計量が行われ、決勝を戦うトミー矢野(21=KRAZY BEE、イゴール・タナベ推薦)と中村京一郎(25=EXFIGHT、岡見勇信&中村倫也推薦)の2人ともクリアした。

17日には決勝だけでなく、ワンマッチも6試合行われるが、注目は朝倉未来が推薦した秋元強真(18=ジャパン・トップチーム)。18歳ながらプロMMA4戦4勝(GLADIATOR1勝、DEEP3勝)で、朝倉の「(相手は)バリバリRIZINファイターがいい」というたっての希望から、プロMMA35戦21勝10敗4分けで、所英男や倉本一真にも勝っているアラン“ヒロ”ヤマニハ(38=ボンサイ柔術、ホベルト・サトシ・ソウザ推薦)と戦うことになった。

秋元は前日会見で「正直めちゃくちゃなめられてると思うんで、明日は必ずKOして勝ちたいと思います。(朝倉からは)『全然勝てる相手だから、いつも通り』と言われました。組み力でつぶされるという声は多いんですけど、全然つぶされる気もしないし、寝かされることも1回もないと思う」と臆せずに言い放った。

一方、百戦錬磨のヤマニハは「夢とリアル(現実)は全然違う。明日はリアルの試合を見せたい。(秋元は)試合が終わったら絶対に泣いてる。ずっと私の悪夢を見ることになる」と余裕たっぷりに話した。