ABEMAの企画で「黒見ノート」の中身公開、ダル&ジャッジを研究

 新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、野球公式YouTubeにおいて特別企画「黒見明香のABEMAベースボールリポート」を公開。今季から「ABEMAベースボールリポーター」を務める乃木坂46の黒見明香さんがダルビッシュ有投手、アーロン・ジャッジ外野手に関する研究内容を記した「黒見ノート」の中身をのぞき見する企画が実施された。

 選手の魅力や個性、プレーデータを詰め込んだ黒見さん直筆の「黒見ノート」はあまりのコアさにSNS上でたびたび驚きの声が上がるほど。秘伝の中身をのぞき見できる企画が、全3回にわたって実施された。

「ダルビッシュ編」では、日米通算200勝が間近に迫ったパドレスのダルビッシュにまつわる「黒見ノート」の研究内容をのぞき見。黒見さんは「これぞ!ベテランのわざ」と題し、ダルビッシュのプレーで気になっているポイントを大公開。「ダルビッシュ投手の“守備シフトの理解能力”はさすが。ゴロを打たせたい時に、内野手の正面に飛ぶような投球をしていると感じることが多い」と力説した。

 さらに「今まで対戦してきた打者が多いからこそ、出来るんだと思います。あとは、『この球場は打球が伸びやすい』『風によってこんな飛び方をする』など、球場の特徴がすべて頭に入っているからこそ対応出来ている。さすが“ベテランのわざ”だと思います」とその凄さを口にしていた。

 また「ジャッジ編」では黒見さん注目の選手、ヤンキースの主砲ジャッジにフォーカス。年俸約60億円を誇るスーパースターだが、昨シーズンは右足のケガで故障者リスト入りするなど、欠場が続く1年に。「ジャッジ選手の実力が出し切れないシーンがたくさんあって、思うようにプレーが出来なかったと思う」と語りながら、今季については「復活の予感」と指摘した。

イラストも公開「私にしては上手くできたかな?」

 続けて「体の使い方や、肘のしまい方がすごくお上手。普段からトレーニングをしているからこそ出来ることだと思うし、守備も含めて身体能力の高さが本当にスゴい」と大絶賛した。また、昨季は大谷翔平とホームラン王争いを繰り広げたことに触れた上で、今季のホームラン数を「ズバリ60本!」と予想。「そんなジャッジ選手を見てみたいです」とエールを送った。

 全3回にわたって公開した「黒見ノート」企画へ、視聴者からは「野球愛に溢れている」「分析がガチですげえ」と称える声や、「本業アイドルやんね!?」とステージ上で歌い踊り輝く姿とのギャップに驚くコメントが寄せられた。

 さらに、ノートの研究内容を発表したフリップには、選手にまつわるイラストを黒見さんが手描きで披露。ダルビッシュには、パドレスの「S」と「D」の文字が組み合わさったロゴを添えると、「私にしては上手くできたかな?と思います!」と自画自賛。味のあるロゴに、スタッフから温かい笑い声が漏れた。

 ジャッジには、「私の瞳を描いてみました!」と片目だけ描かれたイラストを公開。さらにはヤンキースのユニホームの特徴である“ピンストライプ”のイラストにも挑戦し、「あんまりピンストライプっぽくないんですけど……」と照れ笑いを浮かべた。

(THE ANSWER編集部)