京都府は17日、亀岡市の飲食店「がんこ亀岡楽々荘」で、12日夜に飲食した20〜70代の53人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えたと発表した。患者や調理従事者からノロウイルスが検出されており、府は食中毒と断定。同店を17日から2日間の営業停止処分とした。

 府生活衛生課によると、刺し身や菜の花のおひたしなどを含むコース料理を食べた3グループの計72人のうち53人に症状が出た。入院患者はおらず、全員が快方に向かっているという。(西崎啓太朗)