民俗舞踊やフェアトレードを通じて国際協力への理解を深めようと、公益社団法人アジア協会アジア友の会(JAFS)奈良地区会が6日、奈良県大和郡山市矢田町の県立民俗博物館・大和民俗公園の旧臼井家住宅で「つなGO!アジアPart2@ならみんぱく」を開いた。

 同館の古民家活用イベント事業の一環で、旧臼井家住宅は国の重要文化財。「つなGO」では、ネパールからの留学生ら2人が同国のラブソングに合わせて舞う民俗舞踊を披露。各国での生産品を販売することで途上国の暮らしを助けるフェアトレードなどもあり、来園者が続々と集まった。

 また、古いかまどで沸かしたお湯で作ったインドの飲み物「チャイ」の販売コーナーもにぎわった。この日の収益金は、同法人の支援活動にあてられる。(伊藤誠)