● ホワイトソックス 6−7 タイガース ○
<現地時間30日 ギャランティード・レート・フィールド>

 デトロイト・タイガースが延長戦を制して開幕2連勝。先発した前田健太は3本の本塁打を浴び、6失点を喫した。

 初回、タイガースはスペンサー・トーケルソンとマーク・キャンハの適時打で3点を先制。大きな援護をもらった前田だったが、先頭打者に安打を許すと、3番ロベルトJr.に1号2ランを被弾。2点を失う苦しい立ち上がりとなる。

 2回裏には、7番シューメイクにMLBキャリア初本塁打を打たれ同点。そして3回裏、再び走者を背負ってロベルトJr.の打席を迎えると、2打席連続の2ラン本塁打を浴び、5失点。4回裏もマウンドへ上がったが、2人の走者を出したところで2番手アレックス・ファエードに交代。降板後に前田の出した走者が生還し、計6失点となった。チームは7回表に2点差を追いつき、延長10回表に勝ち越し。前田とバッテリーを組んだカーソン・ケリーが同点打と決勝打を放つ活躍で開幕2連勝を収めた。

 前田は3回1/3、71球を投げて3本塁打含む7安打、1四球、2三振、6失点で勝敗付かず。タイガースでの初登板は悔しい結果となった。前田はこの試合含めてロベルトJr.と通算12打席対戦し、許した3安打全てが本塁打。同地区の手強い天敵となりそうだ。