● ホワイトソックス 2−3 タイガース ○
<現地時間31日 ギャランティード・レート・フィールド>

 デトロイト・タイガースがホワイトソックスに勝利し、同地区相手の開幕カードをスイープ。10年ぶりポストシーズン出場に向け、スタートダッシュを切った。

 タイガースは先制を許すも、2本のソロ本塁打で逆転。新加入のジャック・フラーティが6回1失点、7奪三振の快投で試合を優位に進める。7回裏に同点に追い付かれたものの、8回裏を3番手タイラー・ホルトンが三者連続三振に抑え流れを掴むと、直後の9回表、二死一、二塁で代打アンディ・イバネスが決勝の左前適時打。ホルトンは9回裏の先頭打者からも三振を奪うパーフェクトリリーフでクローザーへと繋ぎ、勝ち投手となった。

 タイガースの開幕3連勝は、最後にシーズン勝率5割を超えた2016年以来。2014年を最後にポストシーズンの出場が無く、‟直近9年間のポストシーズン進出無し”はエンゼルスと並んでMLB最長。昨季アメリカン・リーグ中地区を2位で終え、期待のかかる今季は絶好の滑り出しとなった。次のカードは敵地でメッツと3連戦を行う。