◆ 「試合前キャッチボールの時から緊張していた」

 西武のドラフト1位ルーキー・武内夏暉が3日、オリックスとの試合(ベルーナドーム)でプロ初登板。7回無失点と圧巻の投球でプロ初勝利を飾った。

 武内は初回、一死から2番・西川龍馬に四球を与えるも、3番・杉本裕太郎を見三振、4番・森友哉を二ゴロと無失点の立ち上がりを見せる。

 4回には3番・杉本、4番・森、5番・頓宮裕真を三者連続三振に抑えるなど圧巻の投球を披露。7回を投げ85球、許した安打はわずかに1本、7奪三振の無失点と上々のデビュー戦となった。

 登板後に球団を通じて「試合前キャッチボールの時から緊張していましたが、試合ではストライク先行のピッチングができたことと先頭打者をしっかりと抑えることができたのでよかったです。低めにしっかりと投げ切る意識を持ったことで三振もとることができました」とコメントした。