○ パドレス 3−2 カージナルス ●
<現地時間4月3日 ペトコ・パーク>

 サンディエゴ・パドレスがカージナルスに粘り勝って連敗ストップ。元阪神の守護神ロベルト・スアレス投手(33)が5アウトセーブに成功した。

 パドレスは初回、二死満塁からジュリクソン・プロファーが押し出し四球を選んで先制。2回裏には一死一、三塁からフェルナンド・タティスJr.の併殺崩れの間に得点し、しぶとく2点をリードした。

 両チーム1点を加えて迎えた8回表、この回から3番手ワンディ・ペラルタが登板したが、連続死球でピンチを作り、ゴールドシュミットの併殺崩れの間に失点。1点差に迫られ、なおも一死二塁という状況で守護神のロベルト・スアレスが登板。四球で逆転の走者を出すも、アレナドを併殺打に打ち取りピンチ脱出。最終回のマウンドにも上がったスアレスは、再び一死一、二塁のピンチを迎えたが、連続三振を奪って試合終了。決死の5アウトセーブで逃げ切った。

 この試合のスアレスは1回2/3、33球を投げて2奪三振、無失点。逆転のランナーを背負いながらもリードを守り抜き、今季3セーブ目を記録した。また、これまで2試合9失点と苦しんでいたジョー・マスグローブが6回1失点7奪三振の好投で今季初白星。この勝利でパドレスは同一カード3連敗を回避。次のカードは中1日を挟んで、敵地で同地区ジャイアンツとの再戦となる。