Wリーグのシャンソン化粧品シャンソンVマジックは4月30日、鵜澤潤ヘッドコーチが双方合意のもと退任したことを発表した。

 鵜澤HCは千葉県出身の42歳。市立船橋高校から日本体育大学へと進学し、三菱電機に入社。B1開幕イヤーの2016−17シーズンは名古屋ダイヤモンドドルフィンズで44試合に出場すると、翌年から2019−20シーズンまで新潟アルビレックスBBでプレー。B1合計4シーズンで通算196試合699得点をマークした。

 現役引退後の2020年からシャンソンのアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタート。昨年2月、選手の大量退団に伴いヘッドコーチが引責辞任したことを受け、シーズン途中からヘッドコーチに就任した。

 鵜澤HCが率いたシャンソンは、今シーズンのWリーグを18勝8敗の5位で終え、プレーオフでは優勝候補の一角に挙げられていたトヨタ自動車アンテロープスを撃破し4強入り。皇后杯でも7大会ぶりに準決勝進出を果たした。