5月3日、千葉ポートアリーナで「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2023−24」クォーターファイナルが開催され、アルティーリ千葉がホームでベルテックス静岡と激突した。

 試合序盤から着実にジャンパーを沈めたA千葉は、木田貴明らの3ポイントシュートでさらにリードを広げ、第1クォーターを25−17と先行して終える。一転して第2クォーターはオフェンスにブレーキがかかり、残り6分半にはたまらずタイムアウト。その後は得点が動き始めたが静岡に逆転を許し、43−46でハーフタイムに突入した。

 迎えた第3クォーター、13−0のランから勢いに乗ったA千葉がリードを広げ、71−62と9点を先行して最後のクォーターへ。第4クォーターは互いに得点を決められない時間も見られたが、要所でデレク・パードンがジャンパーやダンクを成功し、最終スコア91−78でA千葉が試合を制した。

 セミファイナル進出に王手をかけたA千葉は、ブランドン・アシュリーが20得点7リバウンド、パードンが18得点6リバウンド4アシスト、木田が18得点をマーク。司令塔の杉本慶も16得点8アシストと存在感を放ち、ホームでの勝利に大きく貢献した。

 プレーオフ敗退に追い込まれた静岡は、ジョン・ハーラーが24得点9リバウンド、 ケニー・ローソン・ジュニアが20得点6リバウンド3アシストをマーク。可能性をつなげるためにも、第2戦では何としても勝利をつかみたいところだ。

■試合結果
アルティーリ千葉 91−78 ベルテックス静岡(@千葉ポートアリーナ)
A千葉|25|18|28|20|=91
静岡|17|29|16|16|=78

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