地方などに眠る全国の優れた商品を発掘する大会で、地元産の“ある食材”を使ったスイーツを開発し、見事、準グランプリを獲得した、千葉県袖ケ浦市の企業が5月1日、地元の市長を訪問し喜びを報告しました。

 袖ケ浦市役所を訪れたのは、オフィス用品の販売などを行う企業、メディアサイトウの斉藤直久社長と、千葉信用金庫の一行です。

 メディアサイトウは、2020年ごろから食品関係に新規参入し、地元食材を使った商品などの開発をしています。

 2024年2月に行われた、全国の優れた商品を発掘するコンテスト「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」では、千葉信用金庫のサポートのもと、地元産で規格外のトウモロコシを使ったアイスとお酒を出品し、最新スイーツ部門で準グランプリに輝きました。

 今回の訪問には、このアイスを持参していて、「焼きトウモロコシ味」を食べた粕谷智浩市長は、「トウモロコシの実がしっかり入っている。しょうゆの香りが香ばしい」と話し、あっという間に食べ終えていました。

 また、2024年8月にはシンガポールで行われる世界大会にも出場予定で、粕谷市長は「世界大会も頑張ってほしい」とエールを送りました。

メディアサイトウ 斉藤直久 社長
「今回は難しいと感じるメンバーの中での大会準グランプリになって本当にうれしかった。とにかく袖ケ浦市の名物品になって、市民や観光客などにも食べてもらいたい」