アイドルグループ「Snow Man」のリーダー・岩本照(30)が主演し2022年に初演されたミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が今年再演されることが28日、分かった。東京公演が8月19日〜9月8日に東京国際フォーラムホールCで、大阪公演が9月13〜17日にオリックス劇場で行われる。

 同作は1980年に出版された、フランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説「世界をだました男」をもとに製作された映画のミュージカル版。日本で03年に公開された映画は天才詐欺師のフランク・W・アバグネイル・Jr(レオナルド・ディカプリオ)と、彼を追うFBI捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)が描かれ、ハリウッドの二大名優の競演が話題となった。

 岩本が主演した22年の初演は、華やかできらびやかながらも切なさの残る世界観と、キャストが紡ぐスタイリッシュなダンスと心に残る歌唱で大好評だった。前作に続き、岩本はディカプリオが演じたフランク、ハンクスが演じたカールを俳優の吉田栄作(55)が演じ、ヒロインのブレンダ役は新たに元宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世(35)が演じる。

 岩本は「またあのすてきな世界へ挑戦させていただけること、本当にうれしく思います。ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のサウンドトラックを今でも聴くぐらい、好きな楽曲たちであふれていて、うそのような本当の話をたくさんの皆さまに〝うそなく〟届けさせていただきたいと思ってます」とコメントを寄せた。