女性6人組アイドルグループ「超ときめき♡宣伝部」(略称・超とき宣)が29日、横浜市内で「ときめき♡春の晴れ舞台2024”自分史上1番ときめき放つわ”」を開催、28日との2日間で約1万人を動員した。初公開の新曲「ときめきパーティ」以外は全て生バンド演奏で全22曲を届けた。

 超とき宣は辻野かなみ(24)、杏ジュリア(20)、坂井仁香(22)、小泉遥香(23)、菅田愛貴(19)、吉川ひより(22)で構成。今年1月に自身初の単独横浜アリーナ公演を成功させ、「最上級にかわいいの!」でTikTokの総再生回数5億6000万回再生を記録するなど注目となっている。

 公演のテーマは「春のときめきロックサウンド」。メンバーは初披露のかっこかわいいロック風の衣装で登場、「夢がとまらない!」でオープニングを飾った。

 アンコールの「最上級にかわいいの!」では作詞作曲を手がけたシンガー・ソングライターのコレサワがギターを携え登場、一緒にパフォーマンスして盛り上げた。

 終盤にはグループ初の海外となる韓国、インドネシア公演含む9都市11公演の全国ツアー開催(7月〜9月)を発表。さらに12月28日にさいたまスーパーアリーナ公演の開催がサプライズ発表されると、メンバーは感激のあまり、その場に座り込み全員が感極まって涙を流した。さいたまスーパーアリーナは、超とき宣が2020年に無観客ライブを開催しており、メンバーの誰もが再びそのステージに立てる日を切望していただけに思いもひとしお。

 埼玉出身の辻野は涙目で「地元でライブができるのはとてもうれしい。夢って天井がないと思っている。その先の未来も、またみんなと楽しみだなと思えるようなライブにしたい。皆さん、私たちを信じてずっと付いてきていただけたら、うれしい」と呼びかけた。

 吉川は「皆さん、SSA(さいたまスーパーアリーナ)楽しみですか〜?」と大きな声で叫び、「楽しみに待っていてください。今日は本当にありがとうございました!」と感謝の言葉で結んだ。