NHK連続テレビ小説「虎に翼」第22話が30日、放送された。主人公・寅子(伊藤沙莉)の母・はる(石田ゆり子)が書き留めていた帳面から、へそくりで着物を購入していたことが判明。はるの夫・直言(岡部たかし)の無実を証明する証拠となり得るだけに、X(旧ツイッター)で「ハル・ノートが事件の流れを変えた」などと話題になった。

【以下ネタバレを含みます】

 寅子は、父・直言の無実の証拠になりうる母・はるの手帳の存在に気づいた。はるの手帳には、結婚してから30年、その日のみそ汁の具材や直言の体調などが記録されていた。

 寅子たちが直言の事件の調書の内容と手帳の記録を照らし合わせていくと、齟齬(そご)が生じる部分が14箇所あった。そして、はるは、検察に押収された着物は、へそくりで買ったと告白するのだった。

 X(旧ツイッター)では「へそくりで着物を買って家計もうまく回してる」「はるさんのやりくりが想像以上」「へそくりのやり繰りも記録してるのかw」「どうやってへそくり貯めたのかも気になる」などの声が見られ、はるのやりくり上手が話題に。また、「ハル・ノートが事件の流れを変えた」「手帳を持っていかなかった検察、ぬかったな!」など、はるの手帳が重要な証拠になると指摘する声もあった。