俳優市原隼人(37)が4日、横浜市内で映画「おいしい給食 Road to イカメシ」(綾部真弥監督、5月24日公開)第2回横浜国際映画祭舞台あいさつに登壇した。

 2019年にスタートしたテレビドラマは3シーズン、劇場用映画は今回で3回目となる人気シリーズ。市原演じる、給食をこよなく愛する中学校教師・甘利田幸男のスペクタクルコメディー。1989年の函館を舞台に給食マニアの生徒とイカメシ対決を繰り広げる。

 黒いスーツでシックにきめ登場した市原は「2019年に第一弾が始まりまして、その時はまさか続編を作るとは夢にも思っていませんでした。この作品を好いてくださったお客さまのおかげです」と感謝した。

 撮影を振り返って市原は「給食を食べるシーンは一日がかりで撮るんです。なのですごく濃厚な時間を過ごしました。今まで恋愛ものやアクションとかいろんなものを経験させていただいたんですけど、群を抜いて一番ハードな作品です」と笑った。

 給食の思い出については「誰よりも早く食べて、牛乳じゃんけんをしたいと思っていた。給食のために学校に通っていたと言っても過言ではない子どもでした」と懐かしい思い出を振り返った。