韓国の男性13人組アイドルグループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」が26日、横浜市の日産スタジアムで「SEVENTEEN TOUR ‘ FOLLOW’ AGAIN」と題したツアーの最終公演を開催した。同ツアーの日本公演は今月18日と19日に大阪・ヤンマースタジアム長居、25日と26日に日産スタジアムで開催し、4公演で約25万4000人を動員した。

 昨年大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、日本での人気が高まるばかりの同グループ。今回の公演前に発売したベストアルバム「17 IS RIGHT HERE」(4月29日発売)は、日本国内のオリコン、ビルボードチャートで1位を獲得。また、K―POPボーイグループでは、東方神起に次いで2組目となる日産スタジアム公演となった。

 ファンが盛り上がる中、HOSHI(ホシ、27)は「やっとSEVENTEENが日産スタジアムに来ました! ようこそ! 今日、僕たちは9周年なんです」と笑顔で呼びかけ、公演の模様が生配信されたため「今日、全世界のCARAT(=ファンの呼び名)のみなさんとご一緒できてうれしいです」と話した。

 さらにHOSHIは「昨日、ここでコンサートしたんですけど、信じられません。来てくれてありがとうございます」とファンに感謝すると、日本での最終公演とあってWONWOO(ウォヌ、27)は、「残るエネルギーを全部使う気です」と完全燃焼を誓った。

 ベストアルバムの収録曲「MAESTRO」「VERY NICE」「God of Music」「Super」、初の日本ベストアルバム「ALWAYS YOURS」の収録曲「今―明日 世界が終わっても―」などをキレのあるパフォーマンスで披露し、ファンを熱狂させた。