◇14日 サッカースペイン1部 レアル・ソシエダード2―2アルメリア(サンセバスチャン)

 レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)はホームのアルメリア戦に2―1の後半25分から途中出場した。チームは終盤に痛恨の同点PKを浴び、今季わずか1勝の最下位を相手に2―2で引き分けた。

 故障明けの久保は主戦場の右サイドに投入されたが、見せ場はなかった。地元紙「Noticias de Gipuzkoa」は「ほとんど出番はなく、トレーニング不足は明らかだった」と酷評。スポーツ紙「AS」は「けがをしていたので、20分以上プレーすることはできなかった。そしてそれが表れた。日本人の貢献はほとんどなかった」と低評価だった。

 一方、地元紙「ElDesmarque」は久保に及第点の6点(10点満点)を与え、「後半から投入された日本人アタッカーはボールが足元に来るたびに相手のバックラインを恐怖に陥れた」と評価した。