◇17日 中日―ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

 中日の先発・涌井秀章投手(37)が、5イニング5安打無失点で降板した。

 立ち上がりはやや制球に苦しんだ。2死から塩見に中前打で出塁されると、村上には自身今季初となる四球を与えた。続くサンタナも歩かせて2死満塁のピンチを迎えたが、続く北村拓をこの日の最速となる147キロ直球で二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。

 2回以降も走者を許しながら、要所を締めるピッチングで本塁を踏ませなかった。5回を投げきると、攻撃時の好機に代打を送られ、無失点のまま降板。今季はここまで3試合に登板して17イニング1/3を投げ、無失点を継続。規定投球回に到達して、セ・リーグの防御率ランキングでトップに立った。