◇18日 ウエスタン・リーグ 中日7―7くふうハヤテ(ナゴヤ)

 中日・石川昂弥内野手(22)が「6番・三塁」で先発出場し、2安打2打点の活躍でアピールした。

 14日のオリックス戦(杉本商事BS)以来、3試合ぶりにスタメンに名を連ねた石川昂がマルチ安打で気を吐いた。

 「感覚も良くなってきているし、振れてきているのでいいと思います」

 初回に1点を先制された直後の攻撃だった。福永が同点適時二塁打を放ち、なお1死満塁の好機。初球を右前へはじき返す一時は勝ち越しとなる2点打。6回には1死から初球を捉え、2安打目を左前へ運んだ。

 16日の今カード初戦は出場がなく、屋内で打ち込み。2戦目の17日も途中からの出場だった。井上2軍監督は「メリハリを付けるため」と2試合先発から外した理由を説明し、「その効果を見せてくれないと。今日の内容としてはセンターにいい当たりがあったし、まずまずだったと思う」と振り返った。

 開幕をファームで迎えた今季はここまで計14試合に出場し、打率2割6分4厘(53打数14安打)。「しっかり状態が良くなるように頑張ってやりたいと思います」。1軍昇格に向けて、打撃も守備も磨き上げていく。