◇19日 ウエスタン・リーグ 中日3―11オリックス(ナゴヤ)

 中日の育成選手で2年目左腕の野中天翔(てんと)投手(19)が公式戦初登板。9回から登板し、上野をこの日最速の145キロで空振り三振に仕留めるなど1イニングを無安打無失点に抑えた。

 1年目の昨年3月末に腰の手術を受け、10月の秋季教育リーグのフェニックス・リーグで復帰登板を果たした。「真っすぐで押したいと思っていたので、そこが思うように投げられて良かった」と振り返った。今後に向け「長いイニングが投げられる体力と、変化球の精度をもっと上げていきたい」と意欲を見せた。