◇19日 サッカー パリ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯1次リーグB組第2戦 日本2―0UAE(ドーハ)

 8大会連続の五輪出場を目指す日本はUAEに2―0で勝って勝ち点6とし、中国を破った韓国とともに1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。日本は22日にB組1位突破を懸けて韓国と対戦する。

 前半27分、左CKの流れからMF山本理仁(シントトロイデン)が左足でゴール前にクロス送ると、DF木村誠二(鳥栖)が頭でねじ込んで先制。後半21分にはDF大畑歩夢(浦和)の左クロスにMF川崎颯太(京都)がニアサイドへ勢いよく飛び込み、頭で流し込んだ。

 川崎は「自分はボランチで相手をつぶすところが特長ですけど、ああやって中に入っていく、点も取れるところを見せたいなと思っていた。クラブでもどんどん中に入っていくシーンを増やしていっていたので、それが代表でも出せて、なおかつ点も取れて、すごい良い状況が続いたかなと思う」と振り返った。

 韓国戦に向け、川崎は「より盛り上がると思うので、(初戦で退場した西尾)隆矢も含めて全員で勝ちに行くので、皆さまと一丸となってまた戦いに向かいたい」と意欲的だった。

 1次リーグは16チームが4組に分かれ、各組上位2チームが準々決勝に進出。3位までが本大会出場権を獲得し、4位はアフリカ・ギニアとのプレーオフに回る。