◇25日 サッカー パリ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯準々決勝 カタール―日本(ドーハ)

 カタールのGKが”飛び蹴り”で一発退場となった。

 日本は開始早々に、相手のパスミスを奪ったFW山田楓喜(東京V)が左足で決めて先制。24分に追いつかれたが、41分にカタールのGKアブドラが一発退場になり、日本の数的有利となった。

 38分にMF松木玖生(FC東京)が左サイドから送ったロングボールにFW細谷真大(柏)が詰めたところ、GKがペナルティーエリアを飛び出してヘディングでクリア。その際、右足が細谷の腹に入るかたちになった。

 主審がオンフィールドレビューし、レッドカードを提示。アブドラは涙ながらにピッチを後にした。

 ネット上では、このレッドカードについて賛否の声が交錯した。「あんなん飛び蹴りやんけ」「あんな足振る?」とGKのプレーを非難する指摘がX(旧ツイッター)に並んだが、一方で「カタールのGKかわいそう。さすがに厳しいて」「日本側が同じプレーでレッド出されたら絶対に納得いかんと思う」「ヘディングの中で足を振るのは自然な動き出し、そこにたまたま細谷がいただけ。こんなの誤審だよ」との書き込みも見られた。

 さらに「たぶんドン引きしてくるよな… 試合としては早めに点を取れないと逆に難しくなるかも」と日本の今後の展開への影響を懸念する声も見られた。