◇1日 オリックス3―6ロッテ(ほっともっと神戸)

 ロッテ・安田尚憲内野手が、途中出場で逆転勝利をもたらした。

 2点を追う9回、石川慎の適時打で1点差に詰め寄り、なおも続いた1死満塁のチャンス。オリックス・平野佳にカウント2―2と追い込まれながらも、外角低めの直球を逆転の左越え2点二塁打にした。

 「本当にここ一番というところで打席が回ってきた。フォークケアで入っていたんですけど、いい反応で、いいスイングができたと思います」

 今季は開幕1軍スタートながら、腰痛で4月2日に2軍降格。同27日に1軍復帰を果たし、28日の楽天戦は2安打3得点の活躍でチームの8連敗を阻止したが、ここ2試合は左腕が先発のためスタメンから外れていた。

 「今は打てたり打てなかったりが続いている。何とかもっともっとアピールして、自分の居場所をつかめるように頑張りたい」。打席での勝負強さを武器に、安田がレギュラー獲得に再挑戦する。