◇1日(日本時間2日)MLB メッツ0―1カブス(ニューヨーク)

 カブスの今永昇太投手(30)は敵地のメッツ戦に先発。7奪三振など7回を3安打無失点、1四球の快投で開幕から土付かずの5連勝とした。5勝はメジャートップタイ。

 今季の投球回数を34イニング3分の2として規定投球回数をクリアし、防御率0・78は再びメジャートップに躍り出た。2位のレンジャー・スアレス(フィリーズ)は1・32で、これを大きく引き離している。

 米野球データアナリストのサラ・ラングスさんによれば、「カブス投手が開幕から先発6試合で防御率0・78」は、防御率が公式記録となった1912年以降では、第1次世界大戦中だった1918年にカブスのフィル・ダグラスが0・75をマークして以来、106年ぶりの低い数字だった。

 また、メジャー全体でも「デビューから先発6試合で防御率0・78(オープナーを除く)」は、1913年以降で今永が歴代4番目の低い数字となった。歴代トップ3は1981年ドジャースのフェルナンド・バレンズエラ(0・33)、1945年レッドソックスのデーブ・フェリス(0・50)、1913年アスレチックスのボブ・ショーキー(0・75)。