◇2日 東都大学野球春季リーグ戦 亜大4−1国学院大(神宮)

 亜大は国学院大に雪辱した。4番の西川凱斗外野手(4年・育英)が先制ソロなど3安打3打点で、北嶋洸太投手(4年・駒大苫小牧)の白星をアシストした。

 東都で「西川」といえば、侍ジャパン入りした青学大の西川史礁が注目されるが、亜大の4番・西川も負けじと大暴れ。2回に左翼に引っ張ってリーグ戦1号を放ち、3、5回にも適時打をマーク。北嶋の今季2勝目を後押しした。

 前カードの青学大戦では2試合で7打数無安打で、一方の青学大の西川は6安打4打点。「天と地の差だった。チームメートからも言われたので、足元から見詰め直して打撃練習をしてきたのが結果につながった」。正村公弘監督(60)は「長いのが打てるところに期待している。よく打ってくれた」と不動の4番をたたえた。